2012年12月15日~16日 相馬東にて近隣小中学生へのバレー指導
2012年12月15日~16日
福島県相馬市の相馬東高校にて
①高校生への指導(15日)
②近隣中学生への指導(15日)
③近隣小学生への指導(16日)
が行われました。
今回指導に当たるのは
三屋裕子さん 南由紀夫さん 江藤直美さん 多治見麻子さんの
元全日本バレーボール選手のみなさん
3度目とはいえ まだ 緊張の高校生達
今日から始まる近隣の中学生や小学生を対象にした
バレー指導に関して、コンセプトを説明する三屋さん
三屋さん共々 南さんも 12月は3週連続で被災3県のバレー指導に・・・・
「さあやるぞ~」 手袋をはめて準備万全の南さん
名古屋から参加の江藤さん
高校生の前向きな姿に満足げの三屋さん。
「成長したな~~」
相馬市近隣から中学生も集まってきました。
被災を受けて、一層バレーに熱が入る中学生たち
「私相馬には縁があるんですよね」
9月に続いて参加の多治見さんと お世話係をずっと引き受けて下さった羽根田先生。
いつもいつも ありがとうございます!!!!!
中学生には本日の担当の高校生が配置されます。
「宜しくお願いします」
男子たちもさわやかに
「宜しくお願いします」
キャッチボールの説明をする南さん。
「全てバレーの動作につながっているんだよ」
三屋さんの指導を熱心に聞き入る中学生たち
明るい高校生のパフォーマンスに
笑顔がこぼれます
上手くミートができるかな?
「ちゃんと 中学生にアドバイスしてあげてね」
「はい! わかりました」
優勝チームの貫禄を発揮
中学生選抜vs高校生のゲームを楽しく観戦
ひと際目立った応援パフォーマンス
見ているものまでが楽しくなります
「今日は本当にありがとうございました。
益々バレーが好きになりました。」
中学生を代表してコーチ陣にお礼を・・・
「お疲れさまでした!」
寒さで着ぶくれのコーチたち(笑)
そして 一夜が明けて、12月16日。
相馬の松林はすっかり津波で流されて
残る木々がその悲惨さを語るようです。
こんな静かな海が 荒れ狂った震災・・・・
相馬の冬を 眺めながら 胸が痛みます。
中学生に向かって はじめの挨拶をする多治見さん。
「私が君たちの担当をします。よろしくね」
「宜しくお願いします」
可愛い笑顔が応えます。
「え~と。あなたの名前は?」
アップスタート。
高校生を見習って 小学生たちもストレッチを入念に。
鬼ごっこで体を温めて・・・
10月の三春の健康支援活動に参加をして下さったご家族が嬉しい訪問。
「今できることを」のTシャツを着て、一緒にバレーボールを・・・
「こうやって 気軽に 個人参加もできるようなバレー教室がしたかった・・・」
と三屋コーチ。
兎に角楽しそうなこどもたちに
笑顔がこぼれる
「かわいいな~~」と江藤コーチも。
ボールをキャッチ。
この動作がバレーにつながっていきます。
小学生たちの様子をじっと見守る南コーチ。
しかし・・・・・・・・
やっぱり
カメラが向くと・・・・
思わず「変顔」
そして ・・・
「元全日本選手のボールをレシーブしたい人!!」
「は~~い」
元気に行列が
「腰が引けているよ~」
三屋コーチがホロー
「そうそう」
「さあ~来い!」
そして 数時間に及んだ教室も終わり、
小学生の代表がコーチにお礼を。
教室も終わり・・・
記念撮影も済んで・・・・
3回に渡った相馬東での 近隣小中学生へのバレー教室も今日が最後。
「サポートありがとうね」
高校生達と握手を。
「あっ! 汗が・・・ スミマセン」
「ありがとう! 小中学生をしっかり面倒みてあげてね」
歳も押し迫った12月。
盛岡、石巻、相馬 と 3週続けて開催された
高校の体育館を会場とした 小中学生のバレー教室も全てが終わりました。
被災の子供たちの元気を取り戻すために。
バレーボールに限らず 運動をする環境を失いかけた3県の子供たちのために
私たちのプロジェクトは 「今できることを」続けていければ・・・と思っています。
コーチの皆さん 寒い中 本当にお疲れ様でした。
そして 現地の先生方。
お忙しい中 ご尽力頂き 本当にありがとうございました。
帰りの車中。
優しい風景に出会い、 雲の隙間から太陽が見送ってくれるような気がしました。