はじめに

プロジェクト発足趣旨
〜被災者の心と身体の健康を願って

 2011年3月11日、東日本を戦後最大級の地震、津波が襲い、1万人を超える尊い命が失われました。さらに原子力発電所の放射能漏れ事故を誘発し、かつてない大惨事となっています。

 被災地は広範囲に及び、現在、多くの方が先行きの見えない中で、不便な避難所での生活を余儀なくされています。そしてストレスの大きい避難所生活の長期化は、感染症、エコノミー症候群、精神的な疾患、自律神経失調症など、被災者の心身を徐々に蝕んでいく恐れがあります。

 これらを防ぐためには、“一緒に身体を動かすこと“ ”協働すること” “誰かと話すこと”が大切です。
 『東日本大震災 健康支援プロジェクト』は、私が日ごろNPO法人『健康寺子屋』で行っている運動・栄養指導の経験をもとに、被災者と「共に楽しく運動し、語らう」ことで、被災者の心と身体のケアの一助となることを目指します。
 阪神淡路大震災の教訓を生かしながら、そして皆さまのご要望・ご意見に耳を傾けながら、新しい被災者支援の道を模索するべく、本プロジェクトを立ち上げるものです。

プロジェクト代表:三屋裕子(NPO法人健康寺子屋 講師代表)

 

プロジェクトサポーター

 
club  willbe(クラブ・ウィルビー) 【代表:プロデューサー残間里江子】
NPO法人健康寺子屋
バレーボール選手のネットワーク
三屋スポーツラボ 【代表:三屋裕子】     他