3・11に思いを馳せる
東日本大震災からちょうど丸3年を迎える今日。
我々の代表である三屋裕子は、この3月で終了をするTBSテレビ朝ズバにてコメンテーターとして出演をしました。今日の三屋の表情はやはりいつもの屈託の無い笑顔とは程遠かったと記憶しています。
あの日からずっと被災地を見てきたから・・・当たり前ですね。
2011年3月28日に発足した当プロジェクトがどれだけの数、避難所や仮設住宅を訪ねたか?100・・・120・・・150・・・と数えてきたものの、あるところからそれすらやらなくなってしまっています。
一つには私たちの活動のマンパワーが限られて、活動に出向くものがHPをアップするという物理的な時間が無いことによります。これは大いに反省すべきことですね。
沢山の笑顔を収めたデータも沢山残っているのに・・・・
そしてもう一つには数えることの無意味さを実感しているからです。
我々の活動が100を超えようと、200を超えようと、その数を語るためにやってきたわけでもなく、
ただ 私たちが
「気仙沼の人たちはどうしているかな?」
「南三陸の人たちは元気にしているかしら?」
「三春の雪は解けたかしたら?」・・・・・・と
思う気持ちだけで続けているに過ぎない。
初めて郡山の避難所を訪れた時、それは本当に衝撃でした
実際津波の被害を見たわけでもなく、そのあと知ることになる壊滅的な津波の被害とは全く異なるものの、一つ一つのシーンが心の中に強く深く残っているのです。
こんな大変な事態になってしまった・・・・と。
「また来るからね」と三屋が思わず発した言葉に従って、同体育館の方々の移動した体育館に再訪問をすることになったのも、筆舌に尽くしがたい思いからだったのだと振り返ります。 この3年を語ると、おそらく一冊の本が出来上がってしまうほどになりますが、今はそれを心の中に押しとどめて、まだ続く仮設住宅の生活に少しでも楽しい時間と空間を運べるように、これからも三屋と共に私たちは福島・宮城・岩手を訪ねていきたいと思っています。
出会いが多くなればなるほど、再訪問までに時間がかかってしまうジレンマもありますが、「また来るからね」その言葉に決してウソは無いこと・・・
どうぞ みなさんまた会う日まで お元気で
もう少し 頑張ってくださいね
2014年3月11日
東日本大震災健康支援プロジェクト
“こころとからだの健やかのために”事務局