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2012年6月

2012年6月26日 (火)

2012年6月22日 再度三春訪問(初!健康寺子屋)

6月22日

 福島の空がsun 晴れ渡る中、我々は三春町の仮設住宅へと向かいました。

  三春町は5月23日にも訪問をしていますが、そこにご参加下さった方がトレーラーとの衝突事故で亡くなったことはご報告済みですがcrying、犠牲になった4名の方にお参りがしたいということで 急遽三春町への支援が決まりました。

 朝 東京を出発しrvcardash、三春町に到着したのは11時過ぎ。

お昼前で申し訳ないと思いながらも 4軒を訪問させていただきました。

本当にひと時の出会いではありましたが、胸がいっぱいになりながら、ご冥福をお祈り致しました。

 

それから 三春町で未だ伺っていない斎藤の里内仮設住宅へ。

「あっ!本当に三屋さんだ。テレビtvで観ているわよ」と歓迎の握手を受けて

室内へ

 何時もの通りに自己紹介をしてから NPO法人健康寺子屋の大塚先生のストレッチに。今回もちびっこ参加者が 一緒にストレッチ。

里内ちびっこストレッチ

 三屋さんにバトンが渡ると 恒例のコンビゲーム

里内三屋さん

残念ながらTシャツの到着が遅れたので、私服で体操を・・・

熱くなって、一枚脱ぎ、二枚脱ぎ・・・(^^;)

里内ご高齢者 

 

ご参加の方々は 楽しげに談笑しながら プログラムをこなしていきました。

 

 

 

里内談笑

ボールを使い、童心に返る参加者の皆さん

里内ボール取り

おかあさんたちに混ざって西島先生の楽しそう。

里内西島さん

 

 

 

 

 

 

みなさん大好きなボールリレーでは リーダー役のお母さんも大張りきり。

里内リレー

最後はステップで、脳もいきいき。体もハツラツ。

里内ステップ

 終了後、プレゼントのTシャツが配られてみんなで記念撮影

里内最後に記念

 

集会所の外に作られたステージでパチリ。

 

 

 

 

皆さんにお別れをして 次なる仮設住宅は 再訪問の貝山仮設住宅。

 

同じところばかり不公平!と言われてしまいそうですが、私たちの支援活動も全ての仮設住宅を回ることは到底不可能。

・・・であれば 再訪問をして、被災地の方々や 被災地でボランティア活動をする方々にコンテンツを提供し、プログラムを残すことで 活動を広めていくことも考え始めました。

 「三屋さんが来るなら ボランティアの人に教えて欲しい」

そんな ご依頼が増えてきて、 我々の活動も自分たちが支援するだけでなく、支援する人たちを支援するという 新しい意味合いも出てきました。

 貝山仮設に入ると「待っていたよ~lovely

常連のお母さんから温かい出迎えが・・・・

貝山御常連

 大塚先生のストレッチに続き 2人体操。

貝山

 イスに腰掛けながら 一生懸命体操をするおかあさんたちに三屋&大塚先生も大喜び

貝山ステップ

ステップが始まると 場内はゲラゲラと笑いの渦に・・・

貝山ステップ2

 今日は少し違うことをしますよ~~

貝山ないてんきん

 ボールを使って内転筋を鍛えたり・・・・

貝山ボール運動

 ボールを使って腹筋運動を・・・・

 「みなさんもボールを置いていくので 時々体操してくださいね」

 

そして 次は もう少し体を動かしたいという人たちを対象

健康寺子屋の教室でやっているような体操を行うことにしました。

 

 体を動かすことから遠ざかっているのは 働く世代も同じことです。

いつもの支援と異なり 少し体操を指導することになりました。

 さあ 健康寺子屋in貝山の 始まり始まり~~~~~heart01

 

 先ずはマリ先生のストレッチ

まりさんストレッチ

さっきよりも しっかり伸ばしていきましょう!

次は腰を回して 腰回りを緩めましょう

腰まわし

 さあ 三屋先生にバトンが渡ると 健康寺子屋恒例のタオル体操スタート

タオル

タオル体操の基本④パターンを全て行いました。

タオル体操

後背筋。前腕。肩甲骨。肩回り・・・日頃の運動不足がたたっていませんか?

 

 

 

 

 

前腕

そして 皆さんに大切な腹筋2種。

腹筋

 ごろごろ腹筋

 

 

 

 

 

 

軽やかなステップは 有酸素運動と脳トレを兼ねて

ステップ

前脛骨筋の足踏み体操は転倒防止に大切です。また下肢の血流も良くなります。

前脛骨筋

 

 

 

 

 

 

 

西島先生も皆さんも楽しそう・・・

しげちゃん

 そして 足腰に大切なスクワット。

膝を傷めないように正しいやり方を指導します。

スクワット

 最後は大塚先生のストレッチ。

マリさんおしまい

 いかがでしたか?

 日頃健康寺子屋は90分でストレッチとトレーニングを行っているのですが、今回は初めてのことなので45分間の縮小版でしたが、いつもの楽しい支援活動と異なり、ちょっとシンドイけれど、また別の爽快感を味わったとのことでした。

 皆様 お疲れ様でしたheart04。      次回の活動は6月30日~です

2012年6月12日 (火)

2012年6月9日~10日 気仙沼と志津川訪問

初夏の気仙沼

日差しが日を追うごとに強くなる6月

一行は気仙沼へ向かうために 一ノ関へ。

 9日気仙沼鹿折中学の仮設住宅へ

鹿折中学は二度目の訪問です。

 先ずストレッチで体をウォーミングアップ

しストレッチ

田中さんも 一生懸命に柔軟に挑みます

なおきさん

 最初のプログラム開始。 遊びながら ストレッチとトレーニングの効果をゲット。

手もじ

 南さんとコミュニケーションゲーム

 

南さんとおかあさん

 

足上げやボールの取っこも実はトレーニング

 

 

 

ボールとり

健康寺子屋の人気メニュー脳トレビクス(改め ステップ)

ステップ三屋2

 健康寺子屋の西島先生もストレッチ指導

西島さん

 同 濱本先生も参加者に丁寧に指導

浜ちゃん

 大塚先生はストレッチとステップの指導で盛り上げます

マリさん笑顔

 田中さんは ステップのプログラムにノリノリ

のりのり直樹さん

 南さんもステップで盛り上がります

由紀夫さんステップ

 楽しい プログラムも全て終了!

いつものように 全員で集合写真を撮影して、終了。

終了後は 参加のみなさんと講師のみなさんのコミュニケーションタイム。

お茶を頂きながら、震災の時、「泳いで命が生き延びることができた・・・」

「最初に高台の駐車場に行ったら満車で、仕方なく移動。あとでそこで駐車した車が全て流されたことを知って・・・」等々 仮設の皆様のご苦労やご災難のお話weepを沢山伺いました。

 そして 同日は 気仙沼復興協会及び気仙沼にて同じような健康プログラムを提供しているボランティアの方々と交流会を持ちましたhappy01

気仙沼の置かれている状況think。私たちが何ができるかbearing?を それぞれが話し合う貴重な時間となりましたconfident

 夜が明けて10日。

 

朝からの強風。

昨日からの雨は止むこともなく 風と共に吹き付けていました。

 

そして 一行は 気仙沼階上中学校の仮設住宅へ

階上の避難所には 2011年6月に伺って以来、仮設住宅は初めての訪問です。

 

「あら~~~三屋さん!! テレビ見ているわよ」

「本当だ。 ワッ!嬉しい」

 

早速の歓迎の言葉でお出迎え。

 

アシックスさんのTシャツが配られて

自己紹介の後に支援プログラムのスタート。

階上スターティング

 南さんも 直ぐに溶け込んで 皆さんと楽しそう

階上南さん

 参加の皆さんの笑顔も最高です

階上笑顔

 そして ボールを使っての簡単ゲーム

「さあ~~ 今日は何をやろうかな~」と三屋さん

階上ボール

 階上は大勢のちびっこ参加者が・・

階上姉妹

階上ボール男子

階上女の子

 

仮設住宅おなじみのボールリレーも今日はちびっこリーダー登場!

ちびっこリーダー

さあ 子供たちに負けていられない。皆さんも真剣勝負です。

階上リレー

 

 そして 大塚先生のステップ(有酸素性運動)のプログラムでは、

若いお父さんも大混乱。大爆笑。

階上ステップ男性群

 「ママもがんばれ!」子供たちから応援の掛け声が。

階上ママ頑張れ

 子供たちも負けずとステップに加わって。

階上子供ステップ

 そして 終了の時、今日頑張った少年を三屋さんが指名して

何やらコソコソ相談を。

すると彼は円陣の中に立って

階上エール
気仙沼がんばるぞ~~

階上がんばるぞ

 「うぉ~~~~~!!!!!!!」 皆さんも大きな声で応えます。

階上ハイタッチ

 「頑張ったね! ご苦労様!」三屋さんからハイタッチ

 

 

気仙沼の支援が終了し、一行は 沿岸部を南下し、南三陸志津川の特性寺さんんへ。

 

志津川は昨年秋以来二度目の訪問

志津川
 

 志津川までの道のり。道や線路が当たり前のように寸断されたまま。そして大きな市と比べるとまだ復興へのスピードが遅れているように感じる景色が続きます。

特性寺

 特性寺さんは津波の被害を受けて、本堂も流され、お寺さん自体が被災を受けながら、壇家さんやご近所の方のお茶飲み会の会場を提供。

運動不足になりがちな皆様に運動の機会を・・というご住職の思いに応え、

私たちは その仏間で昨年と同様に健康支援を。

 

ストレッチで体を慣らし・・

特性寺ストレッチ

 三屋さんと大塚さんもしっかり指導します。

特三屋指導

特大塚指導

 

 皆さんには笑顔が広がって

特笑顔

 寝たきりや歩行困難を防ぐために足上げをしっかりと

特1,2,3

特ウォーク

ここでもステッププログラムが・・・・・

 

ボールを使って 内転筋を鍛えましょう。

特内てんきん

年齢と共に ここが衰えると 座っていても脚が開いてしまいます。

トレーニング
 

 ボールを使って 体幹トレーニング。腹筋と背筋を鍛えましょう

 皆さんとほんの少しのお茶をすませて 福島経由で東京へ

 

後部座席から 大塚、西島、濱本3名の笑顔もちょっとお疲れモード

後部座席

雨も上がって 東北の綺麗な空を眺めて 一同東京へ向かいます

東北

 

 

2012年6月11日 (月)

福島県二本松市 衝突事故犠牲者へのお悔やみ

本日、本当に悲しいことがありました。

9日 福島県二本松市の国道にて ワゴン車と大型トレーラーの衝突事故がありワゴンに同乗していた5人の方が亡くなったとのニュースが流れました。

 犠牲になった方は 南相馬市の病院から福島県三春町の仮設住宅に帰る途中の原発避難の皆さん。

  そして 本当に残念なことに、お亡くなりになったのは、5月、三屋裕子はじめ 当プロジェクトが健康支援活動で訪問をした折、ご参加下さった方々であり、大変楽しそうに参加してくださり、次の訪問のお約束を交わした皆さんだったということです。

  個人情報ですので、あえてお名前を当ページではお伝え致しませんが、三春の皆さんは本当に明るい方が多く、集会所がムンムンとした熱気と、大きな笑い声でいっぱいになるような とても思い出深いひと時であったことを思い出し、お亡くなりになった方々の笑顔が今でも脳裏に焼き付いております。

  こんな残酷なことがあるのだということに胸が痛み、ご家族や周囲の皆様への御慰めの言葉も見つかりませんが、お亡くなりになった方々の安らかなご逝去を祈り、ご遺族がお心落としの無いように・・・と願ってやみません。

  ご関係者皆々様に 心からお悔やみを申し上げます。

度重なるご不幸に対して、どうぞ お気持ちを強くお持ち下さい。

         また 皆様を激励に必ずお伺い致します。

 

                東日本大震災健康支援プロジェクト

                       “こころとからだの健やかのために”

                                         代表 三屋裕子