2012年6月30日~1日 元避難所”女川総合体育館”にて初バレー指導会
2012年6月30日~7月1日(in 女川総合体育館)
井上謙さん、田中直樹さん、南由紀夫さんと事務局スタッフにて 石巻と女川の子供たちへのバレーボール指導に 体育館が避難所の時に2度訪問をしている女川総合体育館に行きました。
仙台から女川総合体育館が近づくと、瓦礫の山は無くなったものの、そこは まだ 震災の悲惨さがしっかりと残っていました。
避難所の時にはみなさんの生活スペースだった体育室が今回の練習場。
私たちは その時を思い出し、少し胸の痛みを感じながら、すっかり体育館としての色を取り戻した その場に足を踏み入れたのです。
石巻商業高校男子バレー部が私たちを迎え入れてくれて、気持ちがほっとするのも束の間、彼らへの指導がスタートです。
夕方から小学生が集まってくるということもあり、小学生を迎え入れることができるように基本からしっかりと3時間の指導が繰り広げられました。
高校生も真剣そのもの
3人のコーチもコートに入って、熱がこもります。
そして 3人のコーチは 次なる小学生チームを迎える入れる準備に
コーチからしっかりと指導を受けた高校生は小学生をアップから導きます
小学生も日頃のお兄さんたちと違って、真剣に自分たちの指導者であろうとする高校生に付いていきます。
ユーモアを入れて オーバーパスの指導や・・・
レシーブの構えの指導
そして 少しずつ技術的に難しいことへの挑戦も始まります
コーチ達は 高校生にアドバイスをしながら 指導会全体を盛りあげて・・・
小学校低学年は 身長を考えて バトミントンのネットを使ってのスパイク練習。
終了後、体育館を出ると 小学生チームはコーチたちに丁寧に挨拶をして解散。
翌日 1日には 同体育館において 女川と石巻の中学生が集まってきました。
中学生に対しても 高校生はリーダーシップを発揮します。
その中には 前日の指導会に参加した小学生の姿もちらほらと。
アップ・・・
基礎練習開始
そして だんだん 総合的な指導となると
1コートは 高校生vs中学生の試合が・・
負けたチームは 体育館をダッシュで3週のバツゲーム
2コートは 中学1年生チームに高校生が1人入り、 中学1年生同士の練習試合。
そして 3コートはちびっこたちの練習会場となり、バトミントンのネットが張られています。
午前中いっぱいを使っての 指導会は 高校生リーダーの上手な導きで全て終了。
コーチのみなさんのお疲れさまでした。
女川総合体育館のグラウンドで 出来る範囲の運動をしていた一年前を思うと
3回目の訪問にして 初めての体育館での活動となりました。
お疲れさまでした!!!