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2013年3月

2013年3月20日 (水)

2013年3月17日  飯野町に飯館村のこどもたちを訪問

rvcardash2013年に入って

一つのメールを頂きました。

それは 飯館村の健康福祉課から

「虫歯ゼロの子の表彰で子供たちが集まる時に、

なかなか屋外で遊ぶ機会が無いので、「健康寺子屋for Kids」を

実施してくれないか?」とのこと。

 幸いにもスケジュール調整が出来て

伺うことになりましたhappy01heart04

 

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前日から福島県に入っていたので、朝から始まる表彰式前に会場入り。

表彰式が終わるのを待って、いよいよ 始まり。

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先ずは リトミックのような 指示行動を早川先生主導で開始。

こどもたちは リズミカルに体を動かすことが大好きのようです。

タンバリンの合図に合わせて お母さん達と楽しそうに・・・

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さあ しっかり 伸びてみよう!

大きくな~~~れ

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あれ? ちょっと恥ずかしい?

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子供が大好きな三屋先生は 元気満々。

笑顔が絶えません。

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だって・・・ こんな 素敵な笑顔がいっぱいだから・・・・

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タンバリンを振り回して、元気いっぱいに指導をする 早川先生

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幼児担当?西島先生も 張り切って。

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濱本先生も 一緒にクルクルクル・・・

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こちらは やはりちびっこ好きの大塚先生が 何やらターゲットを見つけた様子。

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子供たちの年齢や 人数、そして 様子を見ながら

つぎつぎ 三屋先生がプログラムを出していきます。

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あれ? こちらは 付き添ってきたお兄ちゃんも加わって・・・

 タオルとボールを使って、 なんだか 楽しそう・・・

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さあ~元気よく腕を振って 脚を上げて!

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ウフフフ・・

紙風船 楽しい~~lovely

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アシックスさんも ちびっこの様子に見入ってしまいます。

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さあ プログラムの最後は~~~

走るよ~~~

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あれ???

手も 足も 顔も 皆開いちゃった~~~shine

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楽しい時間はあっという間に過ぎて

子供たちのエネルギーを沢山もらって 帰路につきました。

また会いましょう~~paper

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近くの川も 春の訪れを感じてcherryblossom

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次に訪れる頃は きっと 雪景色も 緑に代わっているのでしょうsun

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飯館のちびっこたち。 また 一緒に遊びましょうね?

  元気でねhappy01scissors      東日本大震災健康支援プロジェクト

2013年3月19日 (火)

2013年3月16日 福島県三春町2つの仮設住宅訪問

2013年3月16日から

三屋裕子、大塚真里子、西島繁美、濱本和美、早川ゆかりの5名の

健康寺子屋の講師陣が 継続的に支援活動を続けている三春町の仮設住宅へ。

葛尾村のみなさんが住む 仮設住宅を回りながら

今回は 狐田と齊藤里内を訪問。

 3月11日の 被災の日を過ぎてから初訪問。

福島も春の準備が始まりました。

はじまり

狐田の皆さんは既にお待ちかね。

「こんにちは!」いつもの通りに元気に始まりです。

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先ず最初は 大塚先生のストレッチ。

ちょっときついストレッチでも ニコニコ笑顔。

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お手手をブラブラブラ・・・・

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先生たちの介助も入って

入念に体を伸ばします。

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癒し系キャラの濱本先生もにこやかに

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こちらは何時もの通り 笑顔満面の三屋さん

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「え~~~ 何?何?」

なにやら嬉しそうな早川先生

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楽しいけれど 運動はしっかり。

さあ ボールを使って 内転筋を鍛えましょう!

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西島先生も何やら言いたげ?

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「大丈夫ですよ~~ 体重100キロまでは ボール潰れないから(^^;)」

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健康寺子屋のトレードマークの タオルとボールを使って

今日はゲームですか?

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「そうそう。 その調子」by 濱本

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こちらも 指導中の大塚先生

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あれ?三屋先生の後ろに 「絆」の旗がヒラヒラと・・・

今日は風が強いけれど 背中に背負っているみたいですね。

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西島先生とお母さんの息もぴったりと・・・

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「がんばれ~~~!!!!!」

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ボールをポ~~~んと投げて

「キャッチして~~~」

 

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今度は 脚をしっかりと上げる練習です。

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そして 処が代わって

二つ目の訪問先は 齊藤里内。

「こんにちは~~~!」

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あれ?ストレッチから そんなに笑顔?

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もう いつもの笑い虫が・・・・

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こちらも 笑顔というか???

大笑い? バカ笑い?の早川先生(^^)v

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・・・と思ったら・・・

大塚先生もですか?

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あれ??? 三屋先生 こちらも?

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そんなことない。

ちゃんと体操している時は真顔ですよ。

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でも・・・・ 実際は・・・・ 室温上がる位の笑い発電機。

最後のステップ。

さあ 見本を見せて下さい!

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こちらも負けじと。 1・2・3~~~~~~!!!

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いや~~

こちらは 正に ステップの”匠”

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盛り上がったところで 濱本先生のクールダウン

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そして 記念撮影・・・と思ったら。

再び 躍り出た”匠の技”

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ひとしきり 爆笑の渦に包まれて・・・

 ハイ!ピース

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「三屋さ~~ん。 また来て下さいね。

 運転気を付けて!!!」

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激励に行っているのか?

こちらが激励されているのか?

いつも いつも 元気いっぱいで

笑顔で迎えて下さる三春の皆様 本当にありがとうございました。

 また 伺いますので 待っていて下さい。  

                 東日本大震災健康支援プロジェクト事務局

2013年3月11日 (月)

2013年3月11日  私たちだけの慰霊祭

2013年3月11日、午後2時46分

東日本大震災から丁度2年目の その時・・・・・

お経 三屋1

健康寺子屋の本拠地となっている 東京新宿区四谷の「笹寺」にて

東日本大震災の犠牲者の方々に対して お経をあげて頂きました。

「東日本大震災健康支援プロジェクト”こころとからだの健やかのために”」の代表である三屋裕子氏も 今年は仕事のために 現地に入ることができず、笹寺の本堂にて 全ての地区の犠牲者の慰霊をさせていただきました。

笹寺

昨日の強風と黄砂が攻めてきたのか?と思う程

東京が一寸先が見えなくなった悪天候に比べて

風ひとつなく、明るく 穏やかな春の陽射しを受けて、

犠牲になった方々への 日本全国からの慰霊の気持ちが通じたのか?と

思うようなひと時でした。 

笹寺の名称の元になっている笹も明るく輝いていました。

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大きな観音様に見守られる笹寺の境内。

2011年3月11日24時46分は 

三屋裕子のオフィスには 社員と健康寺子屋の講師陣が集まり

ミーティングの直前でした。

ぐらっ! グラグラ・・・・

若い社員が「あっ!」っと声を上げる中

「大丈夫。大丈夫」とベテラン陣が声をかけるも束の間・・・・

あっと言う間に 本棚の本が滑り落ち、ガラガラという音が拡がり、

オフィスから見える、この穏やかな観音様が音を立てて揺れ始めたのでした。

幸いにも大きな被害は無かったものの、そこからが全ての始まり。

東京中がパニックになり

コンビニが空になり

・・・・

それでも その時は 揺れが止まっただけで 安堵していたのです。

 

それから 事態の大きさ、 被害の酷さが 刻一刻と知らされて

仕事は勿論のこと 生活の全てがピタリと止まった日々。

「何かしなければ・・・」「何かできることを・・・」

その思いが大きくなり、三屋(328)の日に 当プロジェクトは正式発足しました。

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「避難所で動かないことによるエコノミー症候群予防やメンタルケアになるように

体を動かすことをお手伝いしよう!」三屋裕子氏の呼びかけでしたが

東北に本拠地もなければ、東北出身者も居ないメンバーで支援活動をするということは

思う以上に難しいことでした。

 どこに行けば良いのか? おそらく 三屋氏が東北出身であったら、同級生や知人を尋ねることもできたでしょう。

「行きます!」と言えば、「来て下さい」と言って頂けたことでしょう。

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逆に どんなに強い思いがあっても 拠点の無い我々にとっては

「何かできることがあれば・・・」

「バレーをする体育館はありません」

「バレーでは無いんですが・・・・」

そんなやり取りが続く中、高校体育連盟バレーボール専門部の先生方との縁が発端で

郡山北工業高校の体育館に迎え入れて頂けたのです。

 それからも 活動の内容を理解して頂いても、それでも話はなかなか進みません。

当時は被災地に激励に行く有名人は多く、その中にかき消されていたのだと思います。

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特に避難所時代は、生活空間ですし、皆さんのお気持ちも察して、テレビ取材などを断わってきましたし、 現在でも 三屋氏がこのような活動を続けていることを知る人は一部と察します。

復興支援の顔となっている芸能人や有名人と比べると、百数十回の支援を重ねてきたことは、おそらく誰に知られることも無い 地味な活動の積み重ねでした。

とりわけ静かにじっくり支援活動をしていきたいと思う我々にとって、「知られていない」ということは、

活動をする上では、被災地から支援を求められることの無い、開拓の日々であったと記憶しています。

ただ・・・・「やらない」より「やる」を選んだだけのこと・・・・

でも 今日もお経を終えて「色んなことが次々頭に浮かんできて、・・・」と三屋氏は語っていましたが、おそらく これからも 三屋氏の運転で、健康寺子屋の先生方はじめ 有志メンバーは被災地の皆さんの元気のために 通い続けることになると思います。

「今できることを」

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静岡県の少林寺様ご住職 井上貫道老師に書いて頂いた文字を

今でもアシックス様のご提供により ユニホームとして回っています。

ただ 拠点の無い我々の活動です。

「現地に活動を残す時代の到来」と言われる中、

何が残せるのか?課題満載です。

でも 皆さんの笑顔づくりのために、次の週末も福島県に向かいます。

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皆様の満面の笑みのために

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皆様の心からの元気のために

鹿折ステップ三屋1

これからも 当プロジェクトは、とびきりの笑顔と元気で被災地に伺います。

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皆様との復興への道はこれからが始まりです。

震災の犠牲者となった方々への慰霊を込めて

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四谷笹寺から 被災3県の皆様に 祈りを捧げます。       

                         東日本大震災健康支援プロジェクト 事務局

2013年3月 5日 (火)

2013年3月3日 気仙沼市水梨訪問

2013年

 春とはいえ まだなごり雪が・・・

そして 雪もチラホラ舞い散る中

2日(土)~3日(日)まで 支援プロジェクトメンバーの

三屋裕子さん 大塚真里子さん 西島繁美さん

そして事務局のメンバーで 気仙沼に参りました。

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今回の訪問先は

気仙沼の水梨コミュニティセンター仮設住宅

はじめての訪問ながら みなさん和気あいあいとした雰囲気で楽しくスタート

 

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大塚先生のストレッチ

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三屋先生の号令に合わせて 背中伸ばし

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ニコニコ笑顔で、気持ちいいですか?

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お父さんたちも元気いっぱい

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さあ 脳トレ開始です。

あれれ????

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ハハハハ・・・

もうおかしくてたまらない!

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西島先生の指導を受けて・・・

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さあ 体幹を鍛えましょう! 

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おかあさんも胸筋の強化に真剣

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仕上げは 有酸素運動! 1・2・3~~~~~!

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お父さんも 1・2・3~~~~~!!!!!

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使った筋肉はちゃんとほぐしてあげましょうね?と 西島先生

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終了後 皆さんと団らんを楽しむ三屋さん

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「ありがとうございました!」

「さようなら~」

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今日もお疲れさまでした。

次回は3月16日~の週末です




2013年3月2日 気仙沼女子バレー部最後の卒業生を送る会

2013年3月

気仙沼女子高校バレー部 最後の卒業生を送る会が開催されました。

2011年震災を受けて、廃校が決定。

残る一学年は たった10数名となり、

バレー部員だったメンバー(現2年生)はバスケット部に転部が余儀なくされました。

 既に部員数が足りなくて、仙台高校と合同チームを作り

半年を共に闘ってきた 仙台高校と合同送別会とあって、

気仙沼女子高校佐々木監督と 合同チームの監督を務めた仙台高校の岡崎監督は

感無量といった面持ち。

 会場は気仙沼の海岸近くでかつて民宿を営み、バレー部もお世話になっていたものの

今は民宿の建設が許されずにレストランのみの営業となっていました。

2011年3月 震災直前にバレー部の送別会を行って以来の思い出深い会場が

気仙沼女子&仙台高校の選手たちに嬉しい門出の場となりました。

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卒業をする仙台高校生は

気仙沼女子との思い出と将来は看護の道に進みたいとの強い意志を報告

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一方、仮設住宅に住む気仙沼女子の選手は

折角震災後合同チームを作り、厳しい状況で練習を重ね

ここぞという大切な試合の直前に怪我をしたことが悔しいと語りました。

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そして キャプテンを務めた選手からも

石巻に家がありながら 気仙沼女子に入学した後、震災に直面。

その苦悩と思い出を切々と語りました。

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仮設住宅に住んだり、寮生活を送る中震災に遭遇するなど、普通の高校生には経験の無い困難を克服し、

その中で、6名が揃わない二つのチームが築いてきた力強い復興ドラマは、

今さならながら 心に残ります。

東京から彼らの卒業を祝う会にかけつけた 当プロジェクト代表の三屋さんにも沢山の感謝の言葉がのべられました。

「三屋さんたちが応援してくださって 本当に力強かった・・・」その言葉が

三屋さんの胸を打ったことは言うまでもありません。

卒業生と両監督と三屋さんの最高の笑顔がその全てを語ります。

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そして 残る2年生たちも あと一年の高校生活を

是非充実して、意義ある日々にして欲しいと願ってやみません。

今回仕事の都合で出席ができなかった田中直樹さんたちからも

お祝いと激励の気持ちが向けられています。

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卒業生に在校生からメッセージ入りのボールと花束が贈られました。

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なんと サプライズで仙台高校の岡崎監督から卒業生にプレゼントされたTシャツ。

裏には 合同チームがベスト16に入ったことにより、チーム解散の危機を免れた

思い出深い試合の時の写真が・・・・

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そして 表面には なんと 3名の卒業生と2人の監督にそっくりな似顔絵

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「本当に苦しかった・・・・。合同チームを存続させるのは大変でした。

でも 監督をやってきて 一番思い出に残る勝利でした」と

当時を思い出す岡崎監督

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全てを終えて 笑顔で語り合う 佐々木監督と岡崎監督

そして 一層感慨深い思いを寄せる 卒業生たち

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本当に卒業おめでとうございます。

震災直後の魚の腐った臭いが充満した気仙沼女子の体育館で

必死にボールを追いかけて、

そして 廃校が決まっても挫折することなく、合同チームで頑張ってきた卒業生たち。

是非この経験と 多くの人から得た ”思い”を大切に

 これからも元気に活躍してください。

東日本大震災健康支援プロジェクトの全てのメンバーが応援しています。

先生方も 本当にお疲れさまでした。                      事務局