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2011年6月

2011年6月24日 (金)

7月2~3の活動予定について

7月2~3日の活動予定が具体的になりましたのでご報告いたします。

■7月2日(土)12:00~ 

宮城県家庭婦人バレーボール連盟のみな様と健康体操やボール遊びなど、                                     被災後初めて皆さんが集う場所にお伺いさせていただくことになりました。                                    会場:富谷町総合運動公園内スポーツセンター

 

■7月3日(日)

1)午前~石巻商業高校で近隣の小中学生とバレー教室を開催します!                                    震災後、身体を動かす機会もぐっと減ってしまっていたのではないかと思います。                                 当日は思いっきり動いて、笑って、声を張り上げて楽しみましょう!

2)午後~女川町の避難所を訪問                                                           お手玉からバレーボールまでのコンセプトを大事に、                                            「今できることを」のメッセージTシャツをもってお邪魔いたします。                                        皆さまどうぞ宜しくお願い致します。

 

■参加者・五十音順                                                                            ≪バレーOB/OG≫                                                              江藤直美、蔭山弘道、泉水智、三屋裕子、向井久子、山下美弥子(2日のみ)                           ≪健康寺子屋≫大塚真里子、早川ゆかり(2日のみ)                                                      ≪事務局≫野中真代、米澤克美

2011年6月15日 (水)

メッセージTシャツに想いを込めて・・・

 

健康支援活動とともに、私たちの“想い”も一緒に届けたい。

そんなメッセージを背中に背負ったTシャツを                                      アシックス様のご提供で作成いたしました。

Asics04

そのメッセージは、 

「今、できることを」

 

状況も立場もそれぞれですが、

今それぞれが出来ることを精一杯やること。

東北地方へのエールというだけでなく、                                         我々も一緒に今できることに力をそそぎたい。

 

そんな想いを込めて、曹洞宗屈指の禅僧、                                           静岡県掛川市の少林寺のご住職・井上貫道老師に書をいただきました。

P1060101 

 

 

6月11-12日気仙沼活動報告(2)

 

翌6月12日(日)、                                                            再び一関から1時間半かけて気仙沼女子高校へ。

気仙沼女子高校は かつてFNS春高バレーコーチングキャラバンの                                対象校というご縁があり、佐々木監督は当活動を知り、                                     「折角気仙沼に来て下さるのであれば、自分たちのチームだけでなく、                    近隣の子供たちに指導して頂けますか?」と有難いお申し出を下さいました。

その温かい言葉通り、沿岸の高台だったために流されなかった                                  同体育館には近隣の中学生が集められていました。

 Kesennumajoshi08

高校生はたった1チーム。                                                         震災後、進学を断念した生徒が発生した同バレー部は                                   7人の部員が気持ちよく活動していました。                                              中学生が一緒であることと、                                                     今問題になっている震災で腐敗した魚の臭いを除いては、                              いつものように、何も変わりなく、笑顔いっぱいの中高生がそこにいました。 

 Kesennumajoshi03Kesennumajoshi04 Kesennumajoshi06

2泊3日の気仙沼は また私たちに新しい課題と深い思いを残して終了しました。

Kesennumajoshi09

「また来るからね?」 車から選手に呼び掛ける三屋コーチに                              「ありがとうございました!!」 7人の高校生の礼儀正しい笑顔が輝いていました。

 

気仙沼の皆様、避難所関係者の皆様、ありがとうございました。                             3カ月を過ぎて尚・・・の 気仙沼に“こころ”を残して 一路東京に帰ります。                             

  

 

 



6月11-12日気仙沼活動報告(1)

 

6月10日(金)、午前中、                                                                        アシックスさんがご提供して下さった当活動のメッセージTシャツと、                                        ロクシタンさんからのご提供品を車中ぎっしり詰めて東北道をひたすら北上。                          一足先に三屋さんを含む3名が一関入りし、翌日からの活動に備えました。

Kesennuma02

6月11日(土)。震災から3カ月のこの日、

予報通りの小雨の中、禅宗曹洞宗「寶鏡寺」さんへ。                                                  伊達藩と非常に深いつながりを持つ当山のご住職は、                                  当プロジェクトの主体でもあるNPO法人健康寺子屋の本拠地、                                   東京都新宿区四谷の「笹寺」に40年近く前に務められたお坊様。                               気仙沼の被害のお話を伺い、                                                   ご本尊やご位牌堂に祀られた震災被害者をお参りしました。

当山は、震災後に宅急便などのライフラインが閉ざされた気仙沼にて、                                    ボランティアによる集配所を担っていらしたそうです。

 

 いよいよ午後から避難所への訪問がスタート。

 先ずは「新月中学避難所」。                                                             昼食時間に到着をしたために、先ずは新月中学女子バレー部に対面。                                   バレーボールの三屋コーチらしいメッセージが届けられました。 

Niitsuki02

 

そこへ 小さなパネルを抱えた女性が・・・                                                      この方は 三屋ファンと仰る近隣の震災被害者。                                                  家財が流された瓦礫の中からご自身のバレー部時代の写真が                                    泥まみれで見つかり、自衛隊の方から届けられたとのこと。

その写真を抱きしめて、大好きな三屋さんを涙ながらに・・・

Niitsuki03

 新月中学避難所の方々との交流はTシャツのプレゼントに始まり、                                            そのTシャツを全員が着用して ストレッチからボール運動へ。                                         ここから元全日本選手の井上謙さんと田中直樹さんと南由紀夫さんも合流。  

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最もご高齢者だった90歳のお父さんが、                                           三屋車を見送りに来て下さり「元気でな~」                                                      「お父さんこそ元気ね」・・・見えなくなるまで 手を振って。

 

二つ目の訪問先は 「気仙沼市総合体育館」。

震災当時は1000人以上が過ごした大規模な体育館は、                                            現在も400人が生活をして、居住スペースが4つにわかれていました。

 先ずは 体育館のボランティアの方々の指示に従い、                                               メッセージTシャツとロクシタンのシャンプーを配布。                                                 夏物の不足している体育館では 大行列ができて、                                              あっと言う間にTシャツは被災者の方々の手に。 

400名を超える被災者の方々を全て平等に・・・ということは難しいことです。                                そこで、限りのある物資提供を逃してしまった方々を伴って、                                     ピンクボールとそれを使った体操を大体育室から離れた武道場で行いました。

ピンクのボールの登場で道場内は大熱気。                                                        1つ1つのボールをストローで膨らます私たちに「頑張れ~!」と大声援。Sougou02

「明日からこのボールでやろう!」「最高に本当に楽しかった」                                         そんな言葉に本当に慰められました。

 

三つ目の訪問は「階上中学避難所」

気仙沼の中でも 最も被災の大きかったと言われるこの避難所では                                30名程度の被災者の方々がメッセージTシャツを着用して、                                       お手玉からバレーボールまでを楽しんで頂くことができました。 Hasikami04

「汗かいたの 久しぶりだ~。楽しいね!」という被災者の方に                                      「今日は このシャンプーで体洗ってね?」とロクシタンシャンプーを・・・

 自衛隊の方々にも                                                            「本当にご苦労様です。少しですけれど今日の疲れを癒して下さい」                         そっと シャンプーを手渡す三屋さんでした。

Hasikami07

夕方、一同は1時間半の車移動の末、宿泊地一関へ。

2日目の様子は引き続きご報告します。

 

<参加者・五十音順・敬称略>

バレーボール元選手                                                         井上謙、田中直樹、三屋裕子、南由紀夫

NPO法人健康寺子屋                                                            大塚真里子、野中真代

2011年6月14日 (火)

7月2-3日仙台市を訪問します

2011年7月2-3日、

宮城県仙台市を訪問することになりました。

参加メンバー等、詳細が決定いたしましたらご報告させて頂きます。

 

仙台市の皆さま、どうぞ宜しくお願い致します。

 

健康支援プロジェクト

「こころとからだの健やかのために」