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2011年4月10日 (日)

【活動報告】4月9日

 
郡山北工業高校避難所の被災者の皆様

  素晴らしいひと時と出会いをありがとうございました!!!

 

 東日本大震災 健康支援プロジェクト”こころとからだの健やかのために”は

4月9日(土)に 郡山北工業高校の避難所にお伺いしました。

福島県とのご縁を作ってくださったのは 

元バレーボール全日本選手でFNS春高バレーコーチングキャラバン(コチキャラ)の

コーチでもあった井上謙さん。 

井上さんから持ちかけられた 「激励メッセージを福島へ」が発端となり、

三屋裕子コーチを団長にコチキャラコーチとして福島の担当コーチを経験した

元全日本の泉水智さんというバレーOB&OG。 

 さらに 「からだを動かし、コミュニケーションを取ることが心身の健康につながります」

というメッセージを持って活動している「健康寺子屋」の講師陣も揃っての訪問。

 

スタート時には300名いらした被災者の方も、今では約80名。

しかしながら、郡山北工業高校の男子バレー部も加わり、賑やかな避難所となりました。

 

「バレーボール&健康寺子屋」 という

初めてのコラボの講師陣がわずか数日の間に手作りしたり、

集めたおもちゃを子供たちにプレゼント。

子供だけでなく、ご高齢者の方々とも一緒に遊び、直ぐに和やかな空気が広がりました。

 Marukunatte Inouesan1 Ganbaru_obaachan1

また、三屋講師が日本バレーボール協会にお願いして持参したバレーボールや

健康寺子屋の理事を務めるロクシタンジャポンからプレゼントされた素敵なプレゼントに

避難所の方々から「幸せ」という言葉が飛びだしました。

 

そして、健康寺子屋の講師陣による避難所全員の健康体操。

次に、三屋講師が全員で楽しむボールゲームをリードして、

締めは井上講師&泉水講師による希望者のバレーボール体験。

被災者の方々も 二人の男性講師の強打を受け、大盛り上がり。

「久しぶりに汗をかいた」

「被災以来はじめて楽しくからだを動かした」

「被災してから何よりも楽しかった」

 

そんな声に見送られ、私たちが 一番幸せを頂きました。

バレーボールの持つ 「コミュニケーション力やチームプレイの深さ」

健康寺子屋で伝える「からだを動かして、 こころとからだを元気にしましょう!の精神」

それが 一つになって 避難所の皆様と ”心ひとつ”に・・・・

離れがたい思いを 沢山残しながら 帰路につきました。

   本当にありがとうございました。

 

何ができたわけではありません。

でも 私たちは被災者の方々を支えているのではなく、

私たちが支えて頂いている。 

何より 私たちは生きているのではなく、生かして頂いている。 

そんな気持ちを心に沢山刻むことができました。 幸せでした。

 「頑張ってください!」ではありません。 

誰のためでもなく、みんなのために、

そして 日本の将来のために 一緒に頑張りましょう!!・・・避難所の方々に 思いを馳せました。

 

東日本大震災 健康支援プロジェクト                                                      「こころとからだの健やかのために」事務局